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牛肉部位別のワインの選び方知っておきたいワイン

牛肉部位別のワインの選び方

お肉とワインの組み合わせは王道であり、特に焼肉との相性は抜群です。 しかし、お肉と一口に言っても部位によって味わいが異なります。したがって、合うワインも異なるはずです。そこで、牛肉の部位ごとに適したワインをご紹介します。 焼肉やステーキなどの食感によっても異なるため、今回はこれらの場合に焦点を当てます。 ワインの選び方のポイント 牛肉には、バラなどのこってりとした部位から、タンなどの脂の少ないサッパリした部位までさまざまな種類がありますね。お肉の脂とワインをどう組み合わせるかが重要なポイントとなります。 ここで注目すべき要素は、ワインの酸とタンニンです。これらはお肉の脂を流して口の中をサッパリとさせてくれます。 脂肪が多い部位には、タンニンや酸の高いワインを合わせるとお肉の旨みが引き立ちます。まるでワインがソースのように機能するイメージです。 一方、酸味が強すぎるとお肉の旨みとのバランスが崩れてしまいます。また、タンニンが強すぎるとお肉の旨みが消えてしまい、渋みだけが残ってしまう可能性があるので注意が必要です。 それでは、牛肉の部位ごとに合うワインを紹介していきます。 肩ロース 肩ロースは脂肪が少なく、しっかりとした食感で赤身部分が豊富です。前述のポイントを考慮すると、合わせるワインの酸味は控えめな方が適しています。 さらに、噛み応えがあり、赤身部分も多いため、香りや果実味がよくマッチするシラーがおすすめです。シラー特有の黒コショウの香りが際立ちます。 おすすめワインはこちら リブロース 高級とされる部位の一つであるリブロースは、サシの入った柔らかい食感が魅力的ですね。 脂身が豊富で、きめ細かい肉質を持つリブロースには、程よい酸味と豊かな果実味が特に相性が良いです。 たとえば、テンプラニーリョは、適度な酸味が脂をさっぱりと引き立て、果実味が脂身の甘さと素晴らしい調和を生み出します。また、柔らかなタンニンがリブロースの食感を損なうことなく楽しめます。 おすすめワインはこちら バラ 脂の甘みや旨味、牛肉特有の香りを楽しめる部位ですね。肉の風味と食感に負けないような赤ワインを選びましょう。 ここでは、カベルネ・ソーヴィニョンが最適です。しっかりとしたボディがあり、濃厚な味わいに負けません。 上質な脂肪とワインのタンニンが混ざり合い、まるでソースのような感覚でペアリングを楽しむことができます。 おすすめワインはこちら ヒレ こちらもリブロース同様、高級な部位とされています。繊維が細かく柔らかいリッチな味わいが楽しめます。 ヒレの繊細な食感を生かし、ワインも滑らかな質感が楽しめるものを選びましょう。タンニンが多すぎず、滑らかな果実味が特徴のメルロが最適です。 このペアリングは食感に寄り添ってくれるため、じっくりと楽しむことができるでしょう。 おすすめワインはこちら タン 今までの部位と比べると、脂肪分は少ないですが、しっかりとした歯ごたえが特徴的なのがタンです。 通常はサッパリとした味付けで食べられることが多いため、ワインもそのイメージに合わせます。レモンを絞るように、合わせるワインには酸味があると味わいが際立ちます。 その役割を果たしてくれるのが、スッキリとした辛口のロゼワインです。白ワインよりも酸が穏やかで、フルーティーさも兼ね備えているロゼワインは、タンの本来の味わいを引き立てます。 おすすめワインはこちら ホルモン(マルチョウ、シマチョウ、ミノなど) マルチョウやシマチョウ、ミノなど、独特の食感や味わいがクセになるホルモン料理。これらには、適度なタンニンと酸味があり、その味わいを中和するワインが必要です。 ワインが渋すぎると脂の甘みが失われるため、サンジョヴェーゼのような適度な果実味と酸味のあるワインが最適です。 様々な種類のホルモンの旨味や甘みを包み込むような、懐の深さを持ったワインです。 おすすめワインはこちら まとめ 肉の脂やワインのタンニン、酸味のレベルなどによって、合わせるワインの選択肢は広がります。食事とワインがリッチな味わいで調和するか、サッパリとした食事には酸の高いワインを選ぶかは、そのときの気分によっても異なります。 ここで挙げたワインはほんの一例に過ぎません。ペアリングのポイントを抑えつつ、自分の好みに合ったペアリングを見つけてみましょう。 ※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。